GLOBAL

新卒東南アジア就職した私が思う就職前に考えた方が良いこと

投稿日:09/02/2019 更新日:

最近、新卒で東南アジアに就職する人が増えてきているらしい。

面白そう。他の人と差別化できそう。なんとなく興味ある。。。

なーんて気持ちで東南アジア就職しようとしているなら、ちょっと待って欲しい。

年中暖かくて花粉も飛ばない、物価も安くて住みやすい、異文化の中での生活は素敵だ。

しかし、日本から出る、外国で就職する前に考えておいた方が良いこと、知っていた方が良いことがある。別に考えないまま行くのも良いけど、あとできっと考えることになるし、面接でも聞かれる可能性がある!だから、今日はそのことについて少し考えたい。

最初に言っておくと、わたしは『目的が明確ならば東南アジア就職はアリ』だと考えている。言い換えれば「なんとなく東南アジア」は辞めた方が良いと思っている。

Ho Chi Minh, Vietnam

★ いつまで、なぜ、東南アジアで働くか?

現地採用で働く人たちは3~5年くらいで帰国する人が多い。なぜなら、一生住みたいくらいその国が大好き!って人や起業家を目指す一部を除き、「海外で働いてみたい」「英語(またはその国の言語)を使って仕事をしたい」などの理由で就職する人が多いからだ。〇〇してみたい!という経験を求めているので、ある程度の期間働いたら満足する。

また、多少なりとも環境要因があると思う。というのも、日本本社から駐在できている人たちは3~5年ほどで帰国することが多いのだ。彼らの姿を見たり、日々交流したりしていると、無意識に3~5年くらいが滞在目安という認識が埋め込まれやすい。また日本で働いた経験のある人から言わせると、東南アジアの働き方に慣れたら“日本の働き方”に戻るのが難しくなるらしい。良し悪しはともかく、こういう話を聞いていると帰国した方が良いような気がしてくるのではないだろうか。

そして、ちょうど3年が経つくらいになると、こんな疑問が大きくなってくる。

“今後のキャリアやライフプランを考えると、いつまでここにいるべきだろう”

“現地でできた友人がどんどん帰国していく。自分もそろそろ次のステップに進む時期かな”

こうして次にやりたいことを見定め、帰国か他の国に移動する人が多い。もし目的が不明確だと、いつ帰国するか、他の国へ移動するか、それともしばらく留まるか、判断するのが難しくなる。まだやりたいことあるから残るのか、次のステップを考えるのか、自問自答ループにハマるかもしれない。

(大多数は)ずっとそこで働き続けるわけではないから、現地で何がしたいか?何のために東南アジアで就職するのか?明確な自己理解があった方が良いと思う。目的が達成できたか否かが帰国時期を見極める際にも役立つし、帰国後の満足感にも繋がる。もちろん、現地での仕事や生活の充実感にも繋がるはずだ。

★ 新入社員研修はないところが多い

複数社員が同時入社するわけではないから、新入社員研修はないところが多い。名刺の渡し方や電話の取次ぎ、社員としての心構え的なものはすでにあるという前提、なくても自分で身に着けて!というスタンスなのだ。親切に教えてくれる先輩がいればラッキーだけど、そういう人が必ずいるとは限らない。忙しい時期に入社したら…なんてタイミングの問題もある。だから、Youtubeやマナー本で練習するなり、入社前にインターンしたりして最低限のビジネスマナーは身に着けておいた方が良いと思う。

★ 国による保護が薄いので、何事も自己責任

日本は国民皆保険制なので、病院で診察・治療を受けて全額負担することは基本的にない。しかし、海外では当然違う。会社が提供してくれる海外旅行保険の範囲内で医療費の還付を受けるのだ。会社によって契約している保険は異なる。ゆえに、適用範囲の広い保険をかけてくれるA社勤めのAさんと、そうではないB社勤めのBさんの間には、個人医療費の負担額に違いが生じる。Aさんは病院での実費負担がないのに対し、Bさんは病院で全額実費支払い後、保険会社に申請、還付して貰うなんてプロセスの違いがあってもおかしくない。ゴリゴリの現地企業では保険を提供してくれず、心配なら自分で加入するように!なんていうところもある。

つまり、それだけ国による保護がなく、問題があったら自分に責任が降りかかってくるということだ。体調に自信がないのなら、考え直した方がいいかもしれない。外国語で受診するのに抵抗はありませんか?その国で精密検査を受け、その結果を受け入れることができますか?日本で検査や治療がしたいと思っても、有休が十分になくちゃ帰国できないのだ。これが現地採用の辛いところ。

東南アジア就職の前に考えた方が良いこと3つをあげた。

「働く目的と理由を明確にすること」
「OJTでビジネスマナーや仕事を学んでいくこと」
「自己責任が問われる機会が多いこと」

厳しいように聞こえてしまったかもしれないけれど、脅すつもりも反対するつもりもない。ただ、考えていない点があったら、この機会に考えてみて貰えたら嬉しい。

東南アジア就職が少しでも有意義なものになりますように!

Bangkok, Thailand

(以上は経験に基づく主観的な意見です。統計などの裏付けはございません。ご了承下さい。)

-GLOBAL

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

ベトナム新卒就職した私が考える、東南アジア就職のメリット

1.時間とお金が節約できる!2.それらを自分のしたいことにつぎ込める!3.色んな人に出会える!特に1と2、まさにこれに尽きる。3は日本でもできるけど、気軽さが魅力的。 1.ひとり暮らししながら貯金可能 …