青年海外協力隊合格後から派遣前訓練まで何をする?(欲張り提案)

JOCV

青年海外協力隊の事前訓練が始まるまで、少し時間がある。今のうちにできることって何だろう。何をしたらいいかな。

協力隊の内定が出るのは年2回(2月と7月)、派遣訓練は年3回(1月、4月、9月から開始)行われます。内定後すぐに訓練だとしても、2か月間の準備期間があります。仕事や学校などの関係で、実際にはもっと派遣訓練まで期間がある場合の方が多いのではないでしょうか。

この期間中、絶対にやらなければならないことは、合格者全員を対象とする事前課題、一部の対象者のみが受講する技術補完研修など。忙しい人は、事前課題をやるので精一杯だと聞きますが、時間に余裕がある方もいらっしゃると思います。

本記事では、時間に比較的余裕のある青年海外協力隊候補生(これから訓練に参加する方)向けに、訓練開始までにできることを紹介します。

わたしは事前訓練まで4か月間が時間がありました。その期間にやったこと、実際に協力隊の活動をして思うことをもとに執筆します。

知る・知識を増やす

隊員発の活動情報を見る

任国、任地、協力隊、同じ職種の人がおこなう活動に関する情報は、活動の計画段階から実施まで多岐にわたって役立ちます。

どんな風に活動をはじめたか、何をして、どんな困難があり、どう解決して、どうなったかなど、隊員によっては詳しく書いているので、自分の活動を考えるときの参考になるからです。

探し方としては、①隊員の個人ブログ、②JICAに提出された報告書(一般公開しているもの)を見たり、③SNS経由で連絡して聞くのが一般的です。

見るべき内容は、過去/現在の隊員活動に関する次の情報です。

・(前任者がいる場合)歴代の隊員が何をして、どうなったか。
・任国、近隣国で類似案件に携わる隊員が何をしているか。
・任国、近隣国で同一職種の隊員が何をしているか。
・任国にどんな職種の隊員がいて、何をしているか。

これらの情報を見ると、任国の社会や文化に関する理解が深まると同時に、活動アイディアを収集することができます

情報収集をしつつ、イメージトレーニングするのも有効です。

自分が記事や報告書を書いている隊員の立場にいたら、何をするか、どうやってするか、を考えます。

書籍を読んで活動やテクニックを学ぶ

NGO/NPOで長年活動している方々が綴った書籍、国際協力や開発援助を研究対象とする研究者がまとめた書籍は、隊員目線とは少し異なる切り口からの情報を得ることができます。

前者に関しては、現地の方々のみで自走できる活動はどんなものかを考えるきっかけになるかもしれません。後者に関しては、住民とのコミュニケーション方法や活動の選定方法、効果測定の方法など、学問で裏付けされたテクニックを学べるかもしれません。

隊員ブログや報告書より固い内容が多いですが、体系化された内容が知れる点でおすすめです。

・社会開発系(参加型開発の具体的な手法など)
・NGO/NPO関係(活動内容、事業の計画~実施~振り返りまでを綴ったものなど)

気になるNGO/NPOがあれば、団体ホームページを見たり、イベントに参加してより詳しい情報を得ることもできます。時間やタイミングがあえば、短期インターンやボランティアとして団体に関わるのも良いかもしれません。

行動する・活動を想定したアウトプットをおこなう

要請内容や活動情報をもとに、身近なところでできそうなことを考え、実行します

地域おこし協力隊の活動を見学/体験する

青年海外協力隊と似ているものとして、地域おこし協力隊があります。

コミュニティ開発系の職種で派遣がきまっているのであれば、地域おこし協力隊のまちづくり/町おこし系案件と親和性が高い可能性も

地域おこし協力隊員に話をきいたり、余裕があれば活動に同行させてもらったりするのも良いでしょう。お願いすれば、より活動のコアな部分に関われるかもしれません。

協力隊のOG/OBが地域おこし協力隊のサポーターとして関わっていることがあります。新たな出会いや繋がりが広がるかも?

市民や学生の団体/サークルに加入する

要請にもよりますが、要請内容に似た活動をおこなう団体に入るのも良いでしょう。

例えば、要請内容に「イベントを企画運営すること」が含まれていたとします。
これまで、イベントに携わったことがなければ、イベントを企画運営する団体のスタッフになることで、ハンズオンの経験が得られます。

例えば、「子どもにスポーツを教えること」が求められていたとします。
もし、インストラクターとして経験がなければ、住んでいる地域のちびっ子向け団体などにボランティアとして関わり、教え方を見て学ぶことができるでしょう。

このように、日本で似たようなことをしている団体に飛び込むことで、任地でつかえる実践的なスキルを磨くことが目標です。

繋がる

社会に出ると、仕事以外の繋がりをつくるのが難しくなります。せっかく青年海外協力隊に参加するならば、この機会にさまざまな人と繋がりをつくることをおすすめします。

ひとと繋がるメリットは多数あると思いますが、①様々な情報が入ってきやすくなる、②何かの機会に協力し合えるからです。

繋がり方としては、Facebookのグループページが一般的です。検索ワードの例は、カッコ内に記します。

・隊次別(青年海外協力隊 ○○年×次隊、○○年春募集合格者など)
・職種別(青年海外協力隊 (職種名)など)
・任国別(青年海外協力隊 (国名)隊員など)

OG/OB、現役隊員が混在するグループに入れば、現地に持って行く持ち物や生活環境など、様々な質問ができるでしょう。

現役隊員と繋がれば、派遣先の社会・文化についてや活動に関して知る機会が増えるので、地域理解、活動理解に繋がります。

同時期に派遣される方々と繋がれば、世界各地で奮闘する仲間の姿をSNS経由で見られるようになるので、モチベーションになるかもしれません。

こういうグループに入る方はアクティブで社交的な傾向があるので、そういう方と出会いたい場合はチャンスです!

まとめ

本記事では、青年海外協力隊候補生(これから訓練に参加する方)向けに、訓練開始までにできることを紹介しました。

協力隊について情報収集し繋がりを広げれば、訓練開始の頃には不安や心配がなく、仲間も増えているでしょう。情報収集と活動体験をしていれば、現地での活動がスムーズに始められるはすです!

なお、語学の勉強ももちろん大事ですが、訓練所に入ってから鬼のようにやるので(笑)本記事では割愛させていただきました。皆さんが、悔いのない2年間を過ごせることを願っています。

読んでいただき、ありがとうございました。

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